忠淸南道

「ベイバレーメガシティ」建設のための忠南・京畿が共生協力業務協約

▲唐津港西波止場の全景

忠南北部、京畿南部牙山湾圏

循環鉄道、産業ベルトなどの推進

国家均衡発展をリードする共同成長

忠南道と京畿道は相互協を通じて両道に隣接している牙山湾一帯を超広域生活・経済圏に開発することにした。行政の境界を越えて天安と牙山、平沢をつなぐ循環鉄道を建設するなど、9つの事業を協力推進する。

忠南道と京畿道が最近締結した「ベイバレーメガシティ建設のための共同協力業務協約」の主な課題を確認してみよう。

天安↔牙山↔平沢の循環鉄道を建設

忠南道と京畿道は天安、牙山、平沢を行き来する循環鉄道を建設・運行する。循環鉄道の延伸は総103.7㎞で、既存区間91.7㎞、新設区間12㎞となる。既存の京釜線、長項線、西海線などの路線を活用しつつ、唐津郡合德～礼山郡新礼院までの12㎞を新設する。

既存路線のうち平沢～安仲の単線非電鉄13.4kmは複線電鉄化する。忠南道と京畿道をつなぐ交通網の拡充を通じて相互間の交流を促進し、移動の利便性を提供する。

隣接地域に最先端産業ベルトを組成

牙山湾圏東部に最先端の産業ベルトを造成し、大韓民国の未来における核心成長地域として育成する。天安(種畜場)と牙山(湯井)、平沢(古德)など牙山湾地域に国家産業団地(山団)と産業ベルトを造成し、忠清南道と京畿道の産学研を連携してた未来産業を育てていく。

忠清南道は天安・牙山・唐津などに先端企業を誘致し新規産業団地を造成する計画だ。

唐津・平沢港の物流環境改善

唐津・平沢港は物流環境の改善を通じて中国向の輸出前進基地として育成する予定だ。共に成長できる方法を模索し、国家港湾基本計画の反映を推進する。

港湾の規模は唐津港30船席(松岳、高大、西波止場)、平沢港34船席(内港、東高大面])などだ。

忠清南道は唐津港埠頭の拡充など商業港としての機能を拡大し、港湾親水施設と修理造船団地などを造成する。

海岸地域の国際観光地としての発展

安山市の大阜島から忠清南道の西海までｗｐ大韓民国を代表する国際的な観光地（Kゴールドコースト）として発展させる。

K-ゴールドコーストは忠清南道牙山・唐津・瑞山・泰安・保寧・舒川と京畿道安山・平沢の一帯に西海岸国際観光地の造成とともに観光ベルトを構築する計画をいう。

このために、両道は西海岸観光インフラの構築とプログラム開発を共同推進する。

水素エネルギー融合産業ベルトの造成

唐津、牙山、平沢などに水素エネルギー融合産業ベルトを造成し、グローバルエネルギーへの大転換にも備える。水素企業を育成し、産業団地内に水素発電所を作るなど、水素経済生態系を構築する計画だ。忠清南道は唐津に水素特化団地を造成し、牙山には水素用品製造企業を育成する。

他にも、米軍基地周辺地域への支援を拡大し、西海岸圏マリーナ拠点の共同育成、海洋ごみの収集・処理への共同対応、懸案及び中長期発展方向共同研究などを推進する。

米軍基地(K-6)の移転による牙山鈍浦、平沢彭城など周辺地域への支援を拡大する。

西海岸圏マリーナ拠点の共同育成及び海洋レジャー産業発展に協力する。マリーナ港の造成及びヨットやボートとの連携ルートを開発し、海洋レジャー・観光基盤を構築する。

また、海洋ごみの収集・処理に共同対応し、きれいな西海づくりを手掛けることにした。

忠南・京畿両道の懸案と中長期発展方向を共同研究する。

忠南研究院と京畿研究院など研究機関が協力してベイバレーメガシティ建設基本計画を策定し、共同協力事業を発掘する。

/キム・ジョンウォンjwkim87@korea.kr

/政策企画館 041-635-3146

▲元山安眠大橋

▲忠南道と京畿道は牙山湾一帯を半導体とディスプレイ、水素経済など大韓民国の第４次産業をリードするグローバル経済拠点として育成する。

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